テクノロジーで
保険の未来を拓く
挑戦の軌跡

株式会社justInCaseTechnologiesは、2018年5月の設立以来、テクノロジーで保険業界に新しい風を吹き込むことに挑戦してきました。しかしその道のりは平たんなものではなく、当社として初めて売り上げが立ったのは、2021年1月のことでした。創業から8年目を迎えた今、これまでの道のりを3つのフェーズに分けてご紹介します。

Phase 0

祖業である
justInCase少短の
取り組みを礎に

当社の設立の経緯は、祖業である株式会社justInCase(2025年10月1日付でソニー少額短期保険株式会社に社名変更/以下、justInCase)抜きには語れません。


前職において再保険会社でアクチュアリーとして保険会社の商品開発に携わっていた畑は、業界が抱える2つの大きな課題「金融庁認可」と「保険業界のITシステムのレガシー化」に直面しました。
同時期に加速していたクラウドコンピューティングなどのIT技術の進化に着目した畑は「新しい技術を活用すれば、これらの課題を解決できるのではないか」と考えました。

このひらめきが、きっかけとなり、2016年、2人の仲間とともにjustInCaseを立ち上げました。
テクノロジーの力で商品開発を効率化し、今必要とされる画期的な保険商品をスピーディーに世に送り出すことーこれは、人口減少によって社会保険制度の維持が困難になると予測される日本社会で自助や共助の取り組みを広げていく上でも非常に価値のあることだと考えたのです。その結果、まずは商品開発を担う組織として株式会社justInCaseが、その2年後にシステム開発を担う組織として株式会社justInCaseTechnologiesが設立されました。

Phase 1

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2020年〜2021年

挑戦の始まりと
「joinsure」の外部展開

創業から数年の間、私たちは「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」というビジョンの実現に向け、事業の核となるプロダクト開発に注力しました。
その結果、SaaS型保険システム「joinsure」(ジョインシュア)(以下、joinsure)を複数の企業様に導入していただけるようになりました。

  • 2018年5月23日:設立。保険・金融テックサービスを提供する新会社として事業を開始

  • 2020年3月26日:株式会社ロイヤリティ マーケティングに「joinsure」提供開始

  • 2021年1月21日:保険会社に対してデジタル保険基盤のSaaS型システムの提供を開始

  • 2021年7月20日:SBIプリズム少額短期保険で保険金請求受付チャットボットの稼働開始

  • 2021年8月16日:中部電力ミライズコネクト株式会社に「joinsure」の提供開始

  • 2021年10月21日:関西電力株式会社に「joinsure」の提供開始

  • 2022年3月17日:株式会社UCSに「joinsure」提供開始

  • 2022年6月2日:株式会社ビューカードに「joinsure」提供開始

  • 2022年6月8日:SaaS型保険システム「joinsure for 少短」をあすか少額短期保険株式会社、アクア少額短期保険株式会社、イオン少額短期保険株式会社に提供開始

Phase 2

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2022年〜2025年

「joinsure」が保険会社の基幹システムに

Tokio Marine X少額短期保険株式会社に、基幹システムとして「joinsure」を導入していただいたことが、フェーズチェンジの契機となりました。一方で、この間、金融業界に留まらず、多様なパートナーとの連携も加速しました。
また、少額短期保険業に関する知見を生かし、新事業「少短設立Navi」を開始。システムの提供だけでなく、事業の立ち上げそのものを支援するサービスへと事業を拡大しました。

  • 2022年11月28日:東京海上日動少額短期設立準備株式会社に「joinsure」を基幹システムとして提供

  • 2022年12月22日:あいおいニッセイ同和損保と業務提携。インシュアテックを活用した顧客体験向上や商品・サービスの共同開発を目指す

  • 2023年6月9日:JFRカードへの提供を皮切りに、クレジットカード会員向けの保険サービスがスタート

  • 2023年12月22日:新事業「少短設立Navi」を開始。システムの提供だけでなく、事業の立ち上げそのものを支援するサービスへと拡大

  • 2024年3月12日:大手ソリューションプロバイダーとのパートナー体制に向けた協業をスタート。株式会社電通総研と株式会社GNUSの2社、TISインテックグループの株式会社アグレックスを含めたソリューションプロバイダー3社と、インテグレーションや事業開発における協業を発表

  • 2024年6月27日:日本航空(JAL)の「JALの保険」に「joinsure」を提供

  • 2024年7月11日:「joinsure」を活用し、Tokio Marine X少額短期保険株式会社がWeb完結型の生損保一体型保険を提供開始

  • 2024年9月5日:北海道電力株式会社に「joinsure」を提供

  • 2024年11月18日:株式会社アグレックスと業務・資本提携を締結。保険事業に特化したBPaaSモデルの提供を開始

  • 2024年12月24日:祖業である株式会社justInCaseがソニーフィナンシャルグループの100%子会社に。ただし、株式譲渡後も「joinsure」の提供は継続

  • 2025年3月3日:株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)に「joinsure」を提供

Phase 3

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2025年~

保険事業の可能性を
より広くより深く探求

保険会社への基幹システムとしての導入、プラットフォーマーとの事業共創を経て、直近では企業代理店のDX施策の現場でもjoinsureを活用いただいております。さらに販売支援サービスは生成AIの活用により成約率が非連続に増加しました。2025年度中にはjoinsureを活用するエンドユーザー数が100万人を超える見込みです。「joinsure」を核とした事業領域は今日も広がり続けています。

当社の事業

保険ビジネスのDXを支援するSaaS型保険システム「joinsure」は、デジタル完結保険の専門家であるjustInCaseTechnologiesが黒子となり、より多くの保険会社とともに「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」を実現するシステムです。
保険会社がプラットフォーマーと連携して販路を拡大できるよう、また、プラットフォーマーが自社顧客(会員)に効果的に保険を販売できるよう、両者をつなぐ効率的な仕組みを構築しています。

保険会社向けサービス

joinsure baseー保険会社の基幹システムとして

プラットフォーマー向けサービス

joinsure marketing ープラットフォーマーの保険販売を支援

組み込み型保険(Embedded Insurance)とは?

組み込み型保険とは、商品やサービスの購入、または特定の体験のプロセスの中に、保険が自然な形で組み込まれていることを指します。例えば、航空券を予約する際に旅行保険が自動的に提案されたり、カーシェアリングサービスの利用時に短期間の自動車保険が自動的に付帯されるようなイメージです。お客様は意識することなく、必要な安心を手に入れることができます。

なぜ今、組み込み型保険なのか?

〜 近年の動向 〜

近年、組み込み型保険が注目を集める背景には、いくつかの重要な動向があります。

  • シームレスな購買体験へのニーズの高まり
    スマートフォンでの購買体験が当たり前になった現代において、お客様はあらゆるサービスにおいて「シームレスさ」と「即時性」を求めています。保険も例外ではなく、必要な時に必要な場所で、簡単に加入できることが重要視されています。
  • APIエコノミーの発展
    クラウド技術とAPI(Application Programming Interface)の進化により、異なるシステム間でのデータ連携が容易になりました。これにより、保険会社は自社の保険商品をAPIとして提供し、プラットフォーマーはそれを自社のサービスに簡単に組み込むことが可能になっています。
  • パーソナライゼーションの加速
    ビッグデータとAIの活用により、お客様一人ひとりのニーズや行動パターンを深く理解することが可能になりました。組み込み型保険は、このパーソナライゼーションと非常に相性が良く、お客様の状況に最適な保険商品を、最適なタイミングで提案することを可能にします。
  • プラットフォーマーとの協業
    FinTech(金融とテクノロジーの融合)領域の拡大とともに、保険会社と異業種のプラットフォーマー(ECサイト、旅行会社、モビリティサービスなど)との連携が加速しています。プラットフォーマーは顧客エンゲージメントの向上と新たな収益源を、保険会社は新たな顧客獲得と販売チャネルの拡大を実現しています。

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